最高の趣がある隠れた名湯「越後長野温泉　嵐渓荘」（新潟県三条市）

＊今回の記事は家事や育児、仕事で疲れた方に見ていただきたい記事です
子供と一緒に行くのも決してダメではありませんが
できることならお一人か夫婦水入らずでのお出かけがいいかなと思います

毎度どうもオクトパパでございます＾＾
少し前に「越後長野温泉」なるものに日帰り入浴にいってまいりました
もう最高の一言
もしうちの嫁様が許してくれるなら宿泊してみたい！
本当にそう思えた旅館でした！

山々に囲まれたとても情緒ある旅館
静かにゆったりと過ごせる空間
冗談抜きで私の友人等にもオススメしたい場所でした！！

最高の趣きある外観がお出迎えする「越後長野温泉　嵐渓荘」

正直私はこちらの温泉に来るまであまり期待をしていませんでした
子供が温泉に入りたいとっていってるし
どうせなら行ったことない日帰り温泉にでもいってみるか
そんな感じでこちらにおじゃましました

その考えが一瞬で壊れるくらい衝撃的なたたずまいであったのを
今でも鮮明に覚えています

トンネル抜けると別世界

こちらの旅館の入り口はこのようなトンネルを通る必要があり
これを見た瞬間「千と千尋の神隠し」を思い出しました
あの映画では不思議なトンネルを抜けると八百万の神々が住まう街と湯屋がありましたが
こちらでは情緒と趣がすごいことになっている温泉にたどり着きます

小川流れ水車が動く道

玄関に行く前にもとても風情のある場所はいくつもあります
そのひとつがこの”小川と水車が織りなす空間”です

今は珍しくなった水車
季節によっては”紫陽花”が咲き
水車が動く音と水が流れる音が相まって
ここだけでも大変情緒ある空間となっています

守門川を見ながらの休息

旅館内にいきつくまでに
まだまだ気になる場所がでてくるのがこの「越後長野温泉　嵐渓荘」
先ほどの水車から川沿いをみると
休憩できる場所があります

ここに座ると見えるのが守門川
川幅もそこそこあるこの川を見ながら優雅に休息を楽しむ
なんてのも乙かもしれませんね

旅館（建造物）は国登録有形文化財

こちらの建物
看板にある通り国登録有形文化財となっており
昭和８年（1933年）に別の場所に建てられたものを
こちらに移されたとのこと

現時点（2022年）より約９０年前に作られた建物
一見する価値は大いにあります！

玄関開けたら情緒に二の足

ここまでの道のりでも相当驚きの連続だったのですが
玄関開けるとさらにびっくりします
本当にここいい旅館すぎです
お世辞でも媚びへつらいでもなんでもなく
本当にそう思えてしまう
場違い感がはんぱなかったのを覚えています

玄関隣には何やら高そうな大皿もあったり

決して新しくはないのに
とてもピカピカになっている廊下であったりと
旅館全体がいい雰囲気

”いぶし銀”
そんな言葉がにあう旅館です

日帰り温泉の料金は普通１０００円だがクーポン使えば７５０円

日帰りで温泉に入りたいときは大人1,000円、小人700円かかります　
　(小人は幼稚園生も適用されました)
ただフェイスタオルは入浴料に含まれており
持ち帰ることはできませんが貸してくれます
＊バスタオルは有料で176円(税込)

また時間としては11：00から15：30まで
入浴などを堪能することができます

クーポン提示で750円で入浴できる

このパンフレットを提示すると入浴料が750円になります

こちらのパンフレットの裏側
そこに割引がありますのでご確認ください
＊このパンフレットは三条市役所等で入手するかネットでダウンロードする必要があります
詳しくは下記をSANJA NAVI＿三条市役所公式観光サイトをクリックしてください

温泉は日本屈指の“強食塩冷鉱泉” 

こちらの温泉は“強食塩冷鉱泉”
ようはなめるとしょっぱい！そして肌にまとわりつく湯感
また皮膚病、切り傷、冷え症、婦人病、神経痛、肩こり、
病後回復期に効くと言われています

温泉は3か所

こちらの温泉は全部で３カ所あり
一か所ごとに２つのお風呂があります
ですのでうまく時間配分をすれば日帰り温泉でも
計６つのお風呂を楽しむことができます！

山の湯”石湯”

山の湯からは先ほどの守門川が見ることができます
また露天風呂は少々ぬるめのため
小さい子供でも入ることができるのでオススメです
＊11:00～12:00　殿方　　13:00～15:30　ご婦人

山の湯”深湯”

こちらのお風呂も先ほど同様に守門川を見ながら
ゆったりお風呂に入れます
違いとしては
露天風呂のほうが深さ１３０ｃｍほどあり
立ったまま入るような仕様であること
個人的には小さい子供がいれば”石湯”
そうでなければ”深湯”に入ることをオススメしたいですね
＊11:00～12:00　ご婦人　　13:00～15:30　殿方

大浴場

大浴場も内風呂と露天風呂があります
正直先ほどの”山の湯”よりもこちらのほうが現代的なキレイさはあるので
趣よりもキレイさを重視するならこちらに入浴することをオススメします
＊女性大浴場にかぎりベビーベッドがあるようです
＊清掃時間(9：30～11：00、14：30～15：30）

日帰りでのオススメ入浴方法

ご紹介した３カ所のお風呂ですが
時間によって”山の湯”の男性湯と女性湯が入れ替わったり
そもそも清掃で入浴できなかったりします
せっかく来たからには全て入りたいという方には
以下の流れで入浴することをオススメします

１１：００～１１：３０
到着後に”山の湯”で男女でそれぞれ”石湯”か”深湯”に入浴
１２：００～１３：００
大浴場に入浴してから小休止
１３：００～
入れ替わった”山の湯”を堪能

この流れだと全てのお風呂を楽しむことができます
＊宿泊する際は”山の湯”は貸し切り風呂となりチェックイン時に申込をすれば
　無料で貸し切りができるとのことです

お風呂の後は最高の空間で最高の一服を

入浴の後は何も考えずゆっくりしたくなるもの
その際に先ほど紹介した外のテラスくつろぐのもいいですが
室内にある空間でおいしいお茶やお水と共にゆっくりするのはいかかでしょうか？

最高の一服

なんの変哲もないお茶に見えますが
こちらは先ほどの“強食塩冷鉱泉”の源泉を使用したお茶

そこに村上市“冨士美園”のほうじ茶を合わせた一杯
程よい塩味とうまみが合わさって
とても上品な昆布茶を飲んでいるようなそんな口当たり
日帰り温泉客でも堪能できるこのお茶は
温泉で汗をかいた体には最高の一杯です

真木の清水

お風呂上りに熱いお茶でなく冷たいものを飲みたい方は
大浴場入口にある”真木の清水”はいかがでしょうか？

こちらは天然の湧き水とのことで
口当たりはとてもまろやかで程よく冷たくおいしいお水でした

落ち着きのある休憩スペース

先ほどのお茶やお水を飲んだ後には
こちらで本を読みながらゆったり休憩するなんてのもいいですよね

また本があまり好まれないなら
庭が見えるテーブル席にて風情を楽しむなんてのもアリかもしれません

庭には池があり鯉が泳いでいるため
ながめているだけでも癒されます

日帰り温泉でも食事が楽しめる

ラストオーダーが12：30までですが日帰りでも食事をとることができます

山菜定食：3,300円　　　ひこぜん定食：3,960円　　　天丼定食：3,300円
そば/うどん定食：3,740円　　　そば／うどん：825円　　　天ぷらそば/天ざるそば：1,650円
天丼（汁付）：1,210円　　　おにぎり(梅)：225円　　　おにぎり(たらこ)：275円
特製鯉こく：440円　　　みそ汁 ：440円　　　お漬物：1,100円～
おにぎりセット（おにぎり梅2個・味噌汁）：825円　　　ぜんまい一本煮：825円　　　
わらびおひたし：770円　　　鯉のあらい：1,056円　　　川魚塩焼き：825円～

山の湯の入り口にも休むスペースあり

先ほどの場所は大浴場に近いですが
こちらは”山の湯”側の休憩所
ここにはCDや書籍、マッサージチェアなどが置いてあり
先ほどの場所とはまた違った雰囲気で休むことができます

また少し風に当たりたい方は
”山の湯”手前にある廊下にベンチが置いてあるので
こちらで休むことも可能です

お風呂上りに外の風にあたりながら景色を堪能する
これもまた贅沢というものかもしれません

未来の自分にあの人に向けた手紙

こちらには”未来への手紙”という変わった趣向の郵便物を承っているようです

将来自分はどうしていたいか？どうなりたいか？？
あの人はどうしてる？どうなってる？？
そんなことを考えながら未来の自分に手紙を送る
そんなひと時があってもいいかもしれませんね

「越後長野温泉　嵐渓荘」までのアクセス

住所：〒955-0132 新潟県三条市長野1450
TEL：0256-47-2211
FAX：0256-47-2216